2017年12月9日土曜日

HUAWEI P10 liteレビュー。これがSIMフリースマホの「本命」だ!


こんにちは!
今回は久々にちゃんとしたスマホ記事を書きますよ。

1年2ヶ月ぶりに機種変更をしたので、新しいパートナー「P10 lite」をレビューします!



▼その前に…なんで中途半端な「1年2ヶ月」で機種変更するのか

この前まで僕のスマホはGalaxy S7 edgeでした。ドコモで新品購入して契約したやつで、性能や機能は気に入っていたのですが、いかんせん電池持ちが悪い…。
購入当初からバッテリーが1日弱しかもたず、その前の機種が電池持ち最強のAQUOS(SH-01G)だったこともあって当時から不満でした。それが今年の冬、気温が氷点下まで下がるようになってからは1日に3回も充電することもあり、さすがに我慢の限界が来て、卒論から逃げたかったこともあって機種変更することにしました。

もちろんドコモでの機種変更は違約金が発生するので論外。中古で探すにしても、ドコモから出てるスマホでは欲しいと思うのがもうないので、SIMフリーの中でいいモノがあれば買おう、ということにしました。
そこで引っかかったのがP10 lite。ミドルレンジとはいえ性能はGalaxy S7より上だし、電池持ちも悪くないらしい。何よりデザインに高級感がある!

本当は、物理ホームボタン+指紋認証があるのがこだわりなんですが、それを条件にするとGalaxyかiPhoneしか残らないので、そこは妥協してP10 liteに決めました。


▼性能についてレビュー

スマホのスペックは調べたら出てくるので詳しくは書きませんが、ちょっとだけ前機種Galaxy S7の比較を。

Galaxy S7 edge→ 2.2GHz+1.6GHz(2+2クアッドコア)・4GB RAM・2Kディスプレイ
P10 lite→ 2.1GHz+1.7GHz(4+4オクタコア)・3GB RAM・FHDディスプレイ

2年前のハイスペック機と今年のミドル機の比較で、総合的には互角といったところです。
P10 liteの方がCPUの性能が良くて低解像度な分、処理はだいぶ早そうです。一方RAMは1GB少ないですが、3GBあれば今のところはメモリ不足に悩むことはないはずです。
僕の使い方だと負荷のかかるゲームはデレステぐらいしかしないですし、昔からのクセで割とこまめにタスクキルする方なので、このくらいのスペックがあれば向こう2年ぐらいは不満を持つことはないと思います。

P10 liteはまだ数日しか使っていませんが、機種変して特に不満はなし!


▼P10 liteの特にいいと思うトコロ

①指紋認証がおそろしく速い
これが一番びっくりしたポイントです。指紋認証の完成度がすごいです。
P10 liteの指紋認証は背面にあって、人差し指で触る形。はじめは「電源ボタン押してから背面触るのって面倒じゃね?」と思っていたのですが、電源ボタンを押さずとも指紋認証を触るだけで画面が点くようになっていました。

で、これ、電源ボタンを押してから画面が点くまでと同じくらいの時間で、指紋認証ならロック解除まで終わってしまいます。ていうかロック画面は出ません。これはすごい…。
Galaxy S7だとホームボタンを押してから画面が点いて、指紋認証が終わるまで更にワンテンポあるので、体感ではP10の方が2~3倍くらい速いです。Galaxyも全然遅いと思わなかったんですけどね。

また、指紋認証はロック解除だけに使えるのではなく、この部分を下にスライドすることで通知パネルを引き出せます。ついでにダブルタップで通知消去、上スライドで通知パネル格納も可能。特に通知パネルを引き出す動作は、片手操作で親指を伸ばすよりも指紋認証をなぞる方が、スマホの持ち方が安定するので使いやすいです。これはいい機能!
また、カメラのシャッターボタンとしても利用できるみたいです。

ひとつ不満なのは、ロック解除で指紋認証とパターン認証は併用できないこと。個人的にはいちばん気に入っている組み合わせだったので残念です。
ただパターンとパスワード、PINのどれがセキュリティ的に優れてるかってのはいろいろ議論があるらしいので、その中でのHUAWEIの方針があるのでしょう。最低4桁のPINよりはパターンの方がいいと思うんだけどな…。



②通知バーの設定が細かい
通知バーの設定項目が、個人的にすごく気に入りました。
おそらくSIMフリーならではなんでしょうけど、キャリア名を表示できたりとか、ネットワーク速度を表示できたりとか。あとはバッテリーの%表示の有無を選べて、さらに表示の位置が2種類ある(電池アイコンの左か、アイコンの中!)とか。なかなかよく考えられてると思いました。

③電源ボタンのクリック感がいいw
これは新品だからなんですかね? 3つある物理キーのクリック感が「カチッ」としていて、文字通り好感触です。機種によっては、ボタンがぐらついていたり、押したときにフニャッとした感触のやつもありますよね。
まぁ結局はケースとの相性で変わっちゃうんですけど、今回買ったケースはたまたま「当たり」で、すごく気持ちいいです…。

④rootが取れる
今日日rootなんか要るのかって言われたら、別になくてもすごく困るわけではないんですけど。公式にブートローダーのロック解除ができるっていう「選択肢」は、あるに越したことはないですよね。
僕はもちろんロック解除しましたw 常時rootはもうリスクの方が大きいかなーと思うのでやってませんが、一時的なroot取得とカスタムリカバリーのインストールはやっています。そのへんは後日記事を書くつもりでいます。


▼ここはイマイチ

①アプリのアイコン
アプリアイコンのデザインはイマイチだと思います。単体で見る分には(ここで取り上げないほどには)悪くないんですが、こういう統一しすぎたアイコン群はどうなのかなーって思うのですよ。
個人で使うスマホなんだから、結局は好きなアプリをいっぱい入れるじゃないですか。そうしたら結局統一性なんてなくなっちゃうんですよね…。

そういうところを綺麗にするためにマテリアルデザインがあるわけで。プリインアプリのアイコンはそれに則ってもうちょっと普通でいいかなー。
NovaLauncher入れたついでに、アイコン表示はマテリアルに全部変えました。



②フォント変更ができない
標準ではなぜかフォント変更機能が封じられています。ここは是非実装してほしかった部分。いちおうGoogle標準フォントのNotoSansが設定されているので、文字化け等はありませんが、別に綺麗なフォントでもないので…。
自作テーマとかで変えれなくはないようですがちょっと面倒くさいです。僕はrootを取ったついでにヒラギノ丸ゴシックに変更しました。


▼売れる理由がある、間違いない名作スマホ

以上、ほぼ感想みたいなレビューでした(笑)
全体を見ても重箱の隅をつついたような不満しかなく、非常に満足しています。
電池持ちについては、まだ数日しか使っていないので何とも言えないところがありますが、とりあえずGalaxy S7よりは全然持つっぽいです。

SIMフリースマホは、格安SIMと抱き合わせで売られることが多く、機種そのものも何となくチープなイメージがありましたが、P10 liteは全然そんなことはありませんでした。
見た目も高級感があって性能も合格。むしろレガシーキャリアのスマホはなんであんなに高いんだ??

今のスマホがもう2年落ちになる、という人だったら、どんな機種から乗り換えてもがっかりすることはないと思います。そういう意味で、SIMフリースマホの「本命」だと思うのです。


▼ちなみに一番の決め手は値段でした

今回急に機種変更を思い立って、すぐに決めてしまったのは、購入金額が一番大きな理由でした。
ちょうどgoosimsellerでキャンペーンをやっていて…。(すでに終了したっぽい)

本体代金 9,800円+税
SIM発行手数料 3,000円+税
音声通話+通信110MB/日プラン 1,600円+税/月×最低6ヶ月縛り
QUOカードプレゼント -2,000円
―――――――――――――――――――――――
合計         22,192円

もともとどこで買っても本体は25,000円~30,000円ぐらいで手に入るのですが、それよりも割安で、SIMカードも付いてくるっていう。
Galaxy S7は売っちゃう予定なので、それで更にいくらか取り返せます。うまくいけば追金数千円で機種変する形になり、すごくオイシイ展開に。それは…買わないわけがない! 追記:31,500円でS7売れたから1万弱ぐらい得しました(^q^)

実際はOCNのデータ通信って蓋をあけてみたらめちゃくちゃ遅かったし、通話はドコモの契約がカケホーダイライトだから要らないしで、これに毎月1,728円も払うのは普通なら嫌だなーと思うんですけどね。。今回は実質タダで通信してるようなものなので、損した気にはならず、こっちのSIMは適当なスマホに挿して遊ぼうと思います。もちろんP10 liteはドコモのSIMを挿してるので通信は速いです。

…とまぁこんな感じで、ミドルレンジ機ながら十分満足なP10 lite。SIMフリーを検討するなら、まずはこの機種から考えてみてください!
 
 

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