2017年12月18日月曜日

P10 liteのroot化について


こんにちは!
今日は久々のroot化記事です。端末はこの前買ったP10 lite。

公式にBLUnlockがサポートされてることもあってroot化自体は簡単なのですが、最近のトレンド?に合わせて「公式アップデートを当てやすい」環境作りを目指します。お約束ですが記事の内容は保証しませんので、実行される場合は自己責任でお願いします。

《18/04/29現在、公式のアンロックサイトが消滅しているみたいです。まだアンロックしていない場合、この記事の方法ではroot化できません。
またB190のアップデートを適用すると、root化済の端末でもブートローダーがロックされます。十分ご注意ください。》


▼そもそもroot化が必要なのかという話

スマホのroot奪取とか脱獄とかが流行ったのって、多分今から4~5年前。最近はroot化して遊ぶ流行が下火になったのか、最近のAndroidではrootを取るのも難しくなり、iPhoneの方も脱獄者向けのサイトが閉鎖されていると聞いています。

それも当然で、そもそもrootを取る必然性が減ってきています。CPUの性能を上げようにも元々の状態でオーバースペックだし、フォントやアイコンも好きに変えられるし…。
今の端末でセキュリティ上の危険を冒してまでrootを取っておくのは、リスクの方が大きい気がします。


でも、スクショ音の無音化とか、できるならやっておきたいよね……?

ということで、折衷案として「一時的にrootを取ってすぐに戻す」、ことができるようにしたいと思います。


▼root化の詳しい方法は、他のサイト様で…

といってもroot化の方法は、他のところでもうさんざん解説されてるので、このサイトでは詳しい方法は割愛します。一番しっかり書かれてるのはXDAですので、そちらを参照ください。英語だけど。

大まかな方法としては…

①このサイトに登録して、ブートローダーのアンロックコードを入手する
 ・ちなみにJapanの選択肢がない。僕はこのサイトではヘブライ人です。
 ・シリアルナンバー(製造番号)とプロダクトID(製品ID)は、電話→「*#*#1357946#*#*」で確認できます。IMEIは「*#06#」で出てくる1つめを使用。

②パソコンから、
adb reboot bootloader
fastboot oem unlock (①で得た16桁のコード)
 ・端末のデータが吹っ飛ぶので注意!

ここにあるTWRPをインストール
 ・ここで「どこに焼くか」が大事。詳細は後で。

④TWRPを起動して、ここのSuperSUをインストール
 ・僕は2.82の5bにしました。特に理由はありません。

って感じです。まぁオーソドックスなroot化の方法ですね。


▼標準のリカバリーを残しつつ、TWRPも使う?

でもこれで問題なのは、リカバリーをTWRPに書き換えてしまうと、公式アップデート(OTA)が受けられなくなってしまうこと。
しかも一説によると、OTAを当てるために公式リカバリーを焼き直すとブートローダーがロックされるらしい。ということは、OTAを当てる度に端末が初期化されるということに…。

でも回避する策はあります。というのも、P10 liteには何故かリカバリー領域が2つあるようなのです。

通常のrecoveryの他に、recovery2とかいう領域があるらしい。
端末内での使い分けはイマイチよく分からないんですが、recoveryが通常のリカバリとOTA用、recovery2がオンライン復元用?だと思われます。。。

要するに、recoveryの方はOTA用に残して、recovery2をTWRPに焼きかえてしまえばいいのでは?というお話。
TWRPを焼く時に、
fastboot flash recovery2 ○○.img
とすればOKです。

TWRPを起動するには
adb(あるいはfastboot) reboot erecovery
と打ちます。コマンドを使わないとTWRPを起動できないのが微妙ですが、一応ターミナルエミュレーターを使えば端末だけでも完結します…?(確かroot取得時は使えたはず)

こういう風にしておけば、rootが取れる環境も保持しつつOTAを受けられます。
ちなみにrootについてですが、僕はrootアプリの常駐はさせておらず、一時的にrootを取って中身を書き換えられればそれでいいので、
・/systemのファイルを書き換えるだけであればTWRPで作業
・アプリを使う時は、TWRPからSuperSUをインストール
・作業が終わったら、SuperSUの「完全アンルート」をして通常に戻す
って感じにしています。

まぁぶっちゃけ、OTAが来てみるまでは本当にこれで合ってるのか確認はできないわけですが…。
万が一OTAに必要なのがrecovery2の方だったとしても、(一回は初期化することになるけれど)次から逆のリカバリー構成にすればいいので、今はこれでいいかなぁ。と思っています。

《180125 追記》
発表から約1ヶ月待ちましたが、ようやく僕のP10 liteにもB186のアップデートが降ってきました。

この記事の通り(標準recovery + TWRPをrecovery2)更新したところ…
1回目はファイルエラーで失敗。2回目は正常に更新できました。
ただrecovery2にあったTWRPは標準に上書きされてしまいました。

それでもブートローダーはUnlockのままだったので、fastbootからTWRPを再インストールするだけ(上の手順だと③)でアップデート前の構成と同じに戻すことができました。

やっぱり一手間必要でしたが、初期化は回避できたので良しとします…。
 

5 件のコメント:

  1. p10liteにストックリカバリーを焼こうとロムを解凍したところリカバリーイメージが2つあったので「??」。貴重な情報ありがとうございました。感謝です!!。色々参考にさせて頂きます。

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    1. コメントありがとうございます!
      参考になったようでよかったです。またぜひ覗きに来てください(*^^*)

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  2. 今root化(bootloaderのunlock)ができなくなっているみたいですね
    なぜかアンロックコードを入手するサイトが閉鎖されています。
    場所が変わっただけかもしれませんが結構探してもありませんでしたw
    何か知っていたら教えてください!!

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    1. こんにちは!
      リンク閉鎖については知りませんでした…。
      Huaweiも最近色々ややこしいみたいですから、その関係ですかね? 公式でアンロックできない以上root化は厳しいかもしれません。

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  3. はじめまして。アンロックコード発行サイト発見したのでネタにでも使ってください。いつ消えるかわからないので早めにやる人はやったほうがいいかも。https://emui.huawei.com/en/unlock_detail

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