2014年12月11日木曜日

『モバイルバッテリー』のすすめ


こんにちは! 気温が氷点下になり、寒さに震えているminijumboです。
冬は寒い…暖房費とかいろいろ気になってくる季節ですが、スマホにも厳しい季節です。

みなさん何となくは気づいているかも…? そう、電池持ちが悪くなる季節なんです。
出先で電池切れを起こしたらヤバい! という時のために、「モバイルバッテリー」を準備しましょう。


モバイルバッテリーというのは、文字通り持ち運ぶための電池です。携帯の充電が減ってきた時に、モバイルバッテリーから電力を供給して電池切れを防止します。

このモバイルバッテリー、最近は馴染みあるものになってきましたし、もうお使いの方も多いかもしれませんね。ちなみに「モバイルブースター(略:モバブ)」っていうのも同じ製品ですよ。

いざ購入しようとすると結構迷うんですよね、これ。
ということで、モバイルバッテリーの種類と選び方を解説します!


▼乾電池式のモバイルバッテリー


乾電池を電力源にして携帯を充電します。コンビニで売っているモバイルバッテリーは殆どこのタイプです。
乾電池さえ入手できれば、モバイルバッテリー自体を充電せずに利用できるため、緊急時には重宝します。(それゆえコンビニで売っているのでしょうね。)

また乾電池を大量に持ち歩けば、その分だけ充電できる電力が増加します。

ただし、毎回使い捨ての乾電池を使用すると非常にコストパフォーマンスが悪く、しかも乾電池の電力を使い切ることができず更にもったいないことになります。
eneloopなどの充電式乾電池は相性が良いですが、携帯の機種によっては電圧が不足して充電できない可能性もありそうです。

充電式乾電池で利用する場合は、電池を4本搭載するタイプのものを買うといいでしょう。
逆に普通の乾電池の場合は3本搭載のものを選んでください。

(スマホのほとんどの機種では、充電時の電圧は5Vと決まっていて、±10%程度が許容範囲とされているようです。乾電池の電圧は1.5Vなので、直列3本で4.5V。eneloop等は1.2Vなので4本で4.8Vです。極端に電圧が低いと充電できませんし、高いと過電圧で故障の原因になります。)

僕は以前はこの乾電池式モバイルバッテリー(画像とは別のやつ)を使っていました。登山で何日か充電できない時に、このモバイルバッテリーとeneloopを必要分持っていけば便利です。


▼充電式電池のモバイルバッテリー


こっちが今主流になっている、充電式のモバイルバッテリーです。スマホと同じように、前もってACアダプタを使って充電しておいて外に持ち出し、使います。
充電の必要があるのは手間になりますが、何度も使うことを考えると乾電池式よりも断然お得です。

充電式モバイルバッテリーにはたくさんの種類があり、価格もさまざまです。
ポイントは3つ。
①電池の容量
②電池のメーカー
③充電電流の大きさ
です。以下ひとつひとつ解説します。

①電池の容量
モバイルバッテリーの電池の容量です。これで、スマホをどのくらい充電できるかが決まります。

容量は数字で示されていて、単位は(mAh)です。電池の電力を1時間で使い切るときに何アンペアで出力できるのか…という定義は置いといて。大事なのは、この数字に比例して電池の容量が大きくなる、ということだけです。

同じように、スマホの電池にも容量があります。お使いの端末のスペック情報を調べるか、電池取り外し式の端末の方は、バッテリーに数字が記載されています。
一例として、L-05Eの電池容量は2100mAh、L-05Dは1650mAhです。

ちなみに上の画像のモバイルバッテリー容量は5200mAhです。このモバイルバッテリーなら、理論上は、L-05Eを2回、L-05Dを3.15回フル充電できることになります。

もちろんこれは理論の話で、実際はモバイルバッテリーの電池容量の80%程度しか充電できないと考えておいた方がいいです…(笑)

さてこの容量、大きければ大きいほどたくさん充電できる…のですが、大きければ大きいほどモバイルバッテリー自体の充電に時間がかかるようになります。利用頻度や必要な容量を考えて、自分にぴったりの容量のものを買ってください。


②電池のメーカー
モバイルバッテリーは信頼できるメーカーのものを買いましょう。わけのわからない会社のものはすぐに壊れることもありますし、電源関係のトラブルというのは、電源を供給している(充電している)機械まで壊してしまう可能性もあります。
モバイルバッテリーとその電池では、製造メーカーが違うことがよくあります。製品自体のメーカーの信頼度も大事ですが、電池の製造先も確認した方がいいでしょう。

僕のモバイルバッテリーは、PQIとかいう耳慣れない企業のものですが、中の電池はLG製です。


③充電電流の大きさ
みなさんは「急速充電」という言葉を聞いたことがありますか? スマホの充電時間が2倍速くなる…とかいうやつです。
あれは、充電するときの電流の大きさに関係があります。急速充電を名乗っているものの多くは2Aの電流を流しています。
ちなみに従来のスマホ充電器は1A、ガラケー向け充電器は0.75Aでした。

本当は1Aくらいでゆっくり充電するのが電池にはいいのですが、外出中での止むを得ない充電なら、2Aの急速充電がいいでしょう。もっとも、発売されているモバイルバッテリーの多くは急速充電に対応しています。

もしお使いのスマホが急速充電に対応していない旧型でも、急速充電のモバイルバッテリーは問題なく使えます。モバイルバッテリーとスマホのどちらかが急速充電に非対応の場合は、通常の充電速度になります。


さてさて、色々な条件をみてきましたが、特に大事なのは①の容量。これさえ把握しておけば、「思ってたのと違う…」ということはなくなるはずです(^^)
あとは財布と相談して②のメーカーを決め、最後にいちおう③も確認しておきましょう。


モバイルバッテリーがあれば、突然の電池切れにも対処できるようになります!
ただ、モバイルバッテリー自体の電池切れには要注意! 意外とやらかすんですよね…。

それと、「電池は使いきってから一気にフル充電した方が寿命が長くなる(なるべく普通に充電すべきだ)」ということと、「モバイルバッテリーも寒さには弱い」ということは覚えておいてくださいね。
 
 

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