2013年8月15日木曜日

【L-05D】【上級者向け】Optimusのデータを暗号化する


この記事では、Optimusのデータを暗号化する方法を紹介します。
Googleアカウントの情報やアプリデータなどを暗号化して、紛失や盗難に備えます。

今回は上級者向けの内容になります。また、実際に端末を暗号化する場合は、すべて自己責任のもとで実行してください。


この「暗号化」は、Androidの標準機能です。ただし、Optimus itのシステム設定からはこの機能にたどり着けないため、「QuickShortcutMaker」アプリを使ってアクティビティを呼び出します。この方法は後ほど詳しく解説します。

暗号化機能については、ここ(外部サイト)でちょっと詳しく紹介されています。


これは余談ですが、ここ(外部サイト)では、暗号化の欠点が指摘されていて、『暗号化に使用するパスワード(PIN)が、普段のロック解除パスワードと同じである』ことが欠点とされています。
しかし、Optimus itでは、暗号化のパスワードとロック解除のパスワードを別々に設定できるため、この欠点は解消されています。


暗号化の概要としてはこんなもんです。
これから実際に暗号化する手順に入りますが、その前に、
・暗号化に失敗すると、すべてのデータが消滅する(破壊される)
・暗号化すると、端末の起動毎に複合化(データを元に戻す)するため、起動に時間がかかるようになる
・暗号化すると、ロック解除の方法が「PIN」「パスワード」に限定される
・暗号化を解除するためには、端末を初期化するしかない
という4つのデメリットを理解しておいてください。

また、作業に入る前に、この記事を最後までお読みになることをおすすめします。


では、手順を解説していきます。

まずは「QuickShortcutMaker」をGoogle Playからダウンロード。アプリを起動して、検索バーに「携帯端末を暗号化」と入力して検索します。


一覧の「携帯端末を暗号化」をタップし、次の画面で「起動」をタップ。


バッテリー容量が80%以上あり、ACアダプタを接続した状態でのみ、「本体の暗号化」ボタンが有効になり先に進むことができます。電池残量が少ない場合は充電してください。
また、この画面では暗号化に1時間以上かかると書いてありますが、minijumboの環境では15分程度で終わりました。

「本体の暗号化」ボタンを押すと、現在のロック解除方法が「PIN」「パスワード」以外の場合は、この2つのうちどちらかに変更するよう要求されます。
ここで設定するパスは、なるべく長くて複雑なものが良いです。これは端末の起動時にだけ使うものなので、多少長くても手間にはならないと思います。またロック解除のパスは、暗号化の後にも短いものに変更できます(ただしPINかパスワードのみ)。


パスの設定が済んだら、いよいよ暗号化がはじまります。


処理が完了すると、自動で再起動します。
以降は、再起動毎にパスワードの入力を求められます。minijumboの環境では、パスワードを入力する時間を除いて、起動に1分ほど余計にかかるようになりました。

スクショの時間はばらばらです・・・

この他は、普通にOptimusを利用できます。・・・僕も長く使っていないので確証はありませんが(汗)

ここまで済んだら、ロック解除のパスを変更できます。
システム設定→デバイス「画面のロック」→画面ロックを選択、と進みます。


これで今回の手順は終わりです。お疲れ様でした。
・・・暗号化しても、くれぐれも紛失と盗難には気をつけましょう(笑)
 

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