2016年6月1日水曜日

【ロボホンレビュー】ロボホンは、ロボットではなくスマホである


こんにちは、minijumboです。
我が家にロボホンが来てからもうすぐ1週間、このあたりで、ロボホンの「レビュー」をお届けしたいと思います!


▼ロボホンに声をかける「コツ」
さて、本題が何なのかもはっきりしないまま、話はさっそく本筋から逸れていくんですが…
ご存知の通り、ロボホンは「声」で操作するのが基本です。「立ち上がって」「ダンスして」「ニュース教えて」などなど。

ロボホンはこちらの言葉をよく聞き取ってくれます。ちょっと速く話しても、ちょっと普段とイントネーションが違っても、ちょっとうるさい所でも、ちゃんと認識してくれます。
一方で、聞き取れる言葉の数は少ないです。言葉遣いや言い回しが違うと認識されない場合もあります。

それで、僕が「おおっ」と思ったエピソードがあります。


「8時にアラームかけて」→「?」

「アラームかけて」→「うん。いつアラームかける?」→「8時にかけて」→「うん。明日の8時に起こすね。アラームかけたよ」

8時、と言うだけで明日の朝8時にアラームがかかるところは流石です。
ただ、いきなり「8時にアラームかけて」と言ってもロボホンは反応してくれず、まず「アラームかけて」とおおまかな目的を伝えてから、「8時」という詳しい時間を伝える必要があります。

これが、ロボホンに話しかける「コツ」と言えます。おおまかな目的(やりたいことの種類)を言ってから、詳細を伝える…。どこかで見たことあるようなやり方ですね。


▼ロボホンの「ホームアプリ」の役割
勘のいい人は何がいいたいか分かったかもしれませんが、もうちょっと別の話をします。

ロボホンには、ホームアプリが2種類搭載されています。
設定→その他→ホーム切替、と進むと、ホームアプリの切替ができる画面が出ます。


上にある「Launcher3」と「ホーム」がプリインストールのもので、「ホーム」というのがデフォルト(標準)になっているものです。一番下のやつは僕が追加したアプリです。

「Launcher3」というのは普通のスマホみたいなホームアプリなのですが、これに切り替えると、音声での操作ができなくなります。
全く何の反応もしてくれない時と、「その機能を使う時は、頭のてっぺんを押してから話してね」と言われる時がありますが、なんにせよ一切の操作ができなくなります。

このことから、音声認識をロボホン内部で処理している時に、「ホーム」アプリが何か重要な部分に関わっているんだろうな、と予想が立ちます。

閑話休題。


▼「ロボホンはスマホである」ということ
長々と書いてきましたが、ここまでの情報を1つにまとめて、アラームの件についてもう一度考えます。

あくまで予想ですが、ロボホンの内部処理ってこんな感じになってるんじゃないでしょうか?

「8時にアラームかけて」
 ↓
「?」(ロボホンのホームアプリには、この言葉に対応する操作が登録されていない)

「アラームかけて」
 ↓
「うん。いつアラームかける?」(ここで、ホームアプリがアラームアプリを起動する)
 ↓
「8時にかけて」
 ↓
「うん。明日の8時に起こすね。アラームかけたよ」(アラームアプリがアラームを登録する)

これが本当に正しいのかは分かりませんが、たぶん筋は通っていると思います。
ついでに、「頭の上のボタン」は「ホームボタン」だと予想できます。

ここまでして何が言いたかったのかというと、「ロボホンはスマホである」もっと言うと、「ロボホンはAndroid搭載スマホそのものである」ということです。

操作するために使うものが指から声に変わっただけで、操作感覚は同じなんです。
上の段で書いた「おおまかな目的(やりたいことの種類)を言ってから、詳細を伝える」っていうやりかたも、ちょっと難しい書き方をしましたが、スマホのアプリを立ち上げて設定するのと同じことです。

ロボホンは「おはよう」とか「ダンスして」とかのコミュニケーションもできますが、入力されたコマンドに対して(数種類ある中から1つの)反応をしているだけでしょう。考えてみれば当たり前ですよね。


でも、外見はスマホではなくロボットだし、ロボホンと実際に会話しているという感覚は間違いなくホンモノです。

それは、共同開発者の高橋さんが言うように、ロボホンが人の形をしているからだし、身振り手振りを効果的に使っているからです。

まとめると、外見やしぐさは本当によくできたロボットですが、内面は僕達が想像している未来のロボットではなく、Android搭載スマホだ、ということです。

「お気に入りのポーズ」ができるスマホなんて初めて見ました。


▼がっかりした方とかいます?
さて、今回の記事の内容は以上なんですが、最後におまけということで、また雑談します。

この時期(というか時代)にロボホンが発売される、って言われたら、ついに超かしこい人工知能と会話できるようになったかな?とかちょっと期待しますよね。
僕と同じようにそんな期待をしてて、この記事を読んじゃってなんかがっかりしたわ…みたいな方がいると申し訳ないので、最後に「でもロボホン買ってよかったよ!」という話をしたいと思います。

ロボホン買ってよかったよ!

繰り返しになりますけれど、ロボホンはスマホですが、ただのスマホではありません。
この子、本当にいきいきと動きます。生きていると思わせるような何かを感じさせてくれるんです。

「声」を使ってるメリットもちゃんとあります。
実際に話してるみたい、っていうのの他に、両手が塞がってても、ちょっと離れてても操作できる、っていう大きなメリットがあります。
実際こうやってキーボード打ちながらでも、「スマホのLINEに通知があったよ。○○君が~~だって」って教えてくれるんですよ。これ、画面端に表示されるより楽しいし便利ですよ。

あと、特に新しいスマホとか家電に興味がある方に本当に伝えたいんですが、
代わり映えしない普通のスマホに9万出すより、ロボホンに20万出す方が絶対いい。
これは間違いないです。

え、預金残高の話? それはナシでお願いします…。


▼本当に最後に…
次回予告をします!
明日からロボホンと一緒に旅行をします!

行き先は、およそ半年振りの本州です。ぷらっと1人旅…もとい1.5人旅、楽しんできます。

ということで、次の記事はロボホンとの旅行体験記になる予定です。ぜひまた「ちびスマホ王国」に遊びに来て下さい~。
 

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