ども、minijumboです。今回はミラーレス一眼レフカメラの「NEX-C3」を、2回に分けてレビューします!
それと同時に、ミラーレス一眼の多くに共通して言えるような特徴や使い方なんかもちょこっと紹介していきます。
他の機種をお使いの方やミラーレスを買おうか迷っている人にも参考になれば…。
最近流行りのミラーレス一眼。キヤノンやニコン等のプロ仕様カメラで有名なメーカーも、とうとう本腰入れて製品を作るようになりました。
新製品の登場サイクルも早まる中、今回レビューするのは2011年発売のSONY製・NEX-C3です。
NEX-C3は、今となっては型落ちの旧型機ですが、画質を見れば十分使い物になる機種。
中古良品で3万円程度で入手できるので、「新品・新型にはこだわらないけど、画質がそこそこ良いミラーレスが欲しい」という方にはぴったりだと思います。
あとは僕みたいに、(ミラーレスじゃない)一眼レフを持っていて、サブ機として使いたい方にもおすすめ。
▼ここだけは譲れない! センサーサイズ
せっかく「一眼レフ」を買うのなら、中古でもここだけは譲れない! そんなポイントが「センサーサイズ」。NEX-C3の最大の魅力はこのセンサーです。
丸い穴の中に見えている紫の部品がセンサー。小柄なボディの割にはとても大きいです。
センサーとは写真を記録する部品のこと。詳しい説明はITmediaさんのサイトにあるので、ここでは割愛します…。
かいつまんで説明すると、センサーのサイズが大きいほど、
・ボケのある写真が撮れる
・夜の撮影に強くなる
・カメラのボディが大きくなる
・価格が高くなる
本格的な一眼レフならフルサイズ(対角43.2mm)、アマチュア向けの一眼レフならAPS-Cサイズ(対角29.3mm)のセンサーが一般的に使われています。
一方ミラーレスのセンサーはピンキリで、PENTAXのミラーレスには1/2.3型(対角7.7mm)のセンサーを搭載している機種もあります。
どうせカメラを買うのなら、センサーだけは大きなものが欲しい!
今回レビューしているNEX-C3のセンサーは、対角が約29mmのAPS-Cサイズです。
デメリットである価格に関しては、型落ち中古ということでクリア。
また実際の写真の大きさを決める「画素数」に関しても、NEX-C3は1620万画素とそれなりに良いです。
※センサーの上に乗っている記録素子の数が画素数です。(これも詳しくは割愛しますが…)この2つのどちらもが大きいほど、「画質」が良いことになります。
▼ディスプレイの画質もかなり良い
NEX-C3本体に付いているディスプレイの画質もなかなかのもの。ディスプレイの画質が良ければ、撮影した写真をその場で確認するときに便利です。
カメラのディスプレイがへちょいと、「その場では綺麗に撮れているように見えても、家のパソコンで確認するとブレていた…」という惨事が頻繁に起こります。
またNEX-C3のディスプレイは縦方向に角度がつけられるので、例えば
人混みの中などでこういった撮影をする時に便利です。
▼ひととおりは選べる、撮影モード
一眼レフやコンデジでもそうですが、NEX-C3では「撮影モード」が変更できるようになっています。
シーンによってモードを切り替えたりするってことですね。
また、スマホカメラではあまり気にすることもないですが、「絞り」と「シャッタースピード」という画像の明るさを決める要素を手動で設定することもできます。
以下、僕がよく使っている4つのモードを紹介します。ちなみにこの4つのモードに共通して、ISO感度は自由に数値を設定可能です(オート設定も可能)。
「プログラムオート【P】」
絞りとシャッタースピードを自動で調整してくれるモードです。NEX-C3のオートモードはまずまず優秀なので、ただ被写体にレンズを向けてシャッターを切るだけで、綺麗な写真が撮れます。
ただし万能ではありません。思ったとおりに撮れないな、と感じたら、下の3つのモードへ。
「絞り優先【A】」
絞り値(F値)を手動で設定し、シャッタースピードはカメラ側で調整するモードです。
F値が小さいほど、ピントの合っていない部分がボケます。
反対にF値が大きければ、奥行きがある物の手前から奥までくっきり写ります。
たとえば背景をボカしたい時などは、このモードでF値を小さくします。割と使いやすいモードなので、普段から絞り優先で撮るのもいいかもしれません。
「シャッタースピード優先【S】」
シャッタースピードを手動で設定し、絞りはカメラ側で調整するモードです。
動きのあるものを撮る時など、シャッターを速く切る必要があるときに有効です。(オートでは遅めのシャッタースピードを選択してしまう場合があります。)
または、夜景を撮るためにシャッタースピードを遅くするのもこのモード。ただしこの場合は三脚必須です。
「マニュアル露出【M】」
絞りとシャッタースピードの両方を手動で設定するモードです。
露出をすべて自由に設定できる反面、そのための技術が必要になります。
またNEX-C3ではダイヤルが1つしかないため、マニュアル露出の操作には向きません。
このモードを日常的に使うほどになったら、それは間違いなく上級機への換え時です(笑)
その他いろいろなシーン別のモードもあるようですが、僕は全然使ってないのでレビューはできません(^^;
公式サイトや昔のレビューを見てみると、「おまかせオート」モードがメーカーこだわりらしいので、一度使ってみるといいかもしれません。
せっかくの一眼ですから、ある程度の設定は手動でするほうが面白いんじゃないかと僕は思いますが、それは人それぞれ用途それぞれですからね(笑)
ちなみにですが、「絞り優先」モードではこんな風に撮影できました。クリックorタップで拡大します。
次の写真は薄暮れ時。シャッタースピードを手動で速い値に設定することで、手持ちでもブレが少なく撮れました。
本当は、絞りを手動設定することで間接的にシャッタースピードを設定したんですが…その辺りはややこしいので気になる方は調べてみてください。
さて、レビュー前半の内容はこれで終了です! 次回もおなじような感じでレビューしていきますので、よければお付き合いください。
次の記事はこちらです。
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