2014年2月16日日曜日

もしもの時に! スマホの修理手続き方法(ドコモ)


スマホを水没させてしまった! 急に電源が入らなくなった! 動作がおかしくなった!

・・・こういうトラブルは、ふとしたときに突然起こるもの。

この記事では、そんなトラブルが起きたときに慌てなくて済むよう、スマホ修理の一連の手続きをまとめました。ぜひご一読を。

※当記事で紹介する手続きは、ドコモのAndroid端末での場合です。


※たんにスマホの調子が悪い場合は、まずスマホの不具合解消法の記事をお読みください。

それでは解説に入ります。
故障の種類によって利用できる補償制度が違うので、まずはそこから確認しましょう。今回は大きく2つのパターンを解説します。


①初期不良・メーカー公認の不具合

スマホを買った時から異常がある場合、使っているうちに異常が出てきたが、原因に全く心当たりがない場合は、無償修理になります。

一例を挙げると、
・画面の明るさ、色合いがおかしい・バックライトのムラ、尿液晶(Xperiaに多い)
・通話、通信不良・Wi-Fi、Bluetoothなど部品の不良
・異様な頻度のフリーズ、再起動
・特定のプリインアプリで不具合が起きる
・画面内にゴミがたまる(N-04Cなど)
この他にもさまざま。

故障かどうか微妙な時は、ドコモ公式の「診断ツールアプリ」を使って簡易的なチェックをすることもできます。すべての不調が見分けられるわけではありませんが(^^;

スマホに外傷がないのにハードウェアが故障している場合は、9割方無償修理の対象です。
ただし電池の消耗による不調は、無償修理ではなく、電池の買い換え(有償)による対処になります。

また、「動作が重くなってくる」「Playストアからインストールしたアプリが動かない」のは修理対象となりません。特に、アプリの相性はメーカー側でもどうしようもありません。

ソフトウェアの不調は、ユーザーの使い方に問題がある場合が多いです。
そういう場合にショップに持って行くと、機械オンチと判断され、初心者向けの使い方指導をされます(笑) かなり恥ずかしいので、ショップに行く前に今一度使い方を見直しましょう。。

ショップの店員の方が機械オンチで、修理内容を把握できず使い方指導だけで追い返されそうになることもあります。明らかにそういうケースの場合は、やや強引に店員を説得して修理を受け付けてもらいましょう。


②水没・破損

スマホを落としてしまったり、水没させてしまったりといった、ユーザーの過失による故障の場合は、「ケータイ補償サービス」というサービスに加入していれば、有償で端末を交換することができます。
ユーザー全員が、スマホを買ったときに「ケータイ補償サービス」について説明を受けて、加入しているはずです。もしこれに加入していない場合は、実費で端末を買い直すことになるかと思います(未確認)。

このサービスに加入していれば、どんな故障であっても、1年間に2回、有償で端末を交換することができます。
1回目は5250円、2回目は8400円です。

画面が割れていたり、本体に大きな傷があれば、このパターンの修理となります。
また、①の場合で修理手続きをして、修理中に内部基板に破損が見つかった場合、それが初期不良でないと判断されれば、こちらの修理パターンに切り替わります。

また、スマホが水没しているかどうかは、「水濡れシール」を見ればすぐに分かります。スマホの数カ所に、次の画像のようなシールがあるはずです。

反応なし

反応あり

これが反応していれば、すぐに有償修理が確定します。ってことは、規約外の改造をしても、このシールを自分で濡らしてショップに持って行けば・・・

ちなみに、交換されて手元に来るのは、新品ではなく「リフレッシュ品」。以前店頭で展示機として使われていた端末などの、状態の良い部品だけをよせ集めて作られたものです。
まぁ、見た目は傷ひとつありませんし、性能も保証されているので、新品とほぼ代わりありません。

また、もしもリフレッシュ品の在庫がない場合は、他機種への交換となる場合もあるようです。

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故障のパターンが特定できたら、ショップに行くことになりますが、その前に。
修理対象となった場合、一時的にスマホを手放すことになります。で、修理に出せば、スマホは初期化されます。どんな修理であれ絶対です。
だから、スマホ本体のデータはすべてバックアップする必要があります。これは自分でバックアップする必要があります。

電話帳はもちろん、ゲームのデータ、メールやLINEの内容もすべて消えます。
SDカードの中身は消えない(SDは修理に出さない)ので、すべてSDカードにバックアップしてください。

ちなみに。。。
ソフトウェアの不具合の場合は、初期化だけで直ることも多いです。
修理に出して初期化されるのなら、修理に出す前に初期化して、しばらく様子を見るのもアリですよね。。

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ここまで来たら、いよいよショップに行きます。持ち物はスマホ本体と、身分証明書、あとは一応お財布も。端末の保証書は、別に持って行かなくても大丈夫です。

通信契約の名義が本人でない場合は、名義人の同意が必要になります。ショップに同伴する・電話での同意・委任状のどれかが必要です。

※ケータイ補償サービスの場合は、電話でも対応してもらえます。詳しくはこちら

ショップでは「故障修理受付」で対応してもらいましょう。
カウンターで故障の内容を聞かれるので、なるべく詳しく話します。できれば故障を実際に再現してください。

ここで最終的な故障のパターンが決められます。不服なら交渉しましょう。

その後は、
修理内容の確認

代替機の貸し出しの確認、と進みます。

代替機は、修理期間中使う端末。基本的には修理に出す端末と同世代のものになりますが、代替機の在庫状況によっては、とんでもなく古い機種が出てくることもあります。。

どうしても代替機に満足できない場合は、修理をキャンセルして後日出直すか、他の店舗を当たるかしましょう(泣)

また、代替機を壊した場合は罰金があります。日常的に付く擦り傷などは大目に見てくれますので、過度に気をつける必要はありません。

ちなみに、他に端末を持っていて代替機が不要な場合は、その旨を伝えれば代替機の貸し出しを断れます。その場合、協力のお礼としてドコモポイントで300p貰うことができます。


最後に、一連の手続きに同意するサインを求められます。ここまで来れば手続きは終了です。手続き時間は、20分~40分くらいかかります(待ち時間抜きです)。

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修理期間は、水没などの「ケータイ補償サービス」利用なら3日程度、その他の修理なら1週間~1ヶ月程度かかります。

期間はメーカーによってかなり違います。富士通やNECなどは修理件数が多いので約1ヶ月。LGは件数が少ないので1週間で返ってきます(体験談です)。

修理が終わればショップから電話が入ります。電話から30日以内に取りに行かないと、結構痛いおしおき(罰金)があります。


これでめでたく修理完了。

もしも故障が直っていない場合は、もう一度修理ということになります。
ただ、「修理したのにどないなっとんねん」とショップに怒鳴り込めば、すぐに新品に取り替えて貰えたり・・・したりしなかったり・・・おすすめはしませんよ!



以上、一連の流れを説明してきました。

おおまかな流れを理解して、もしもの時に落ち着いて対応できるようにしましょう!

2 件のコメント:

  1. 代替機を断ったときに貰えるポイントは、500ptではなく300ptだと思いますよ
    間違っていればすいません

    通信不良や再起動などの場合、その場で初期化して症状を確認してからでないと、修理を受け付けてもらえないことが多いですね
    これはホントに止めて欲しいですね

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます。300pと確認して修正しました。

      ソフトウェアの不具合は、簡単に受け付けてくれなくなりましたね。
      まぁ実際初期化だけで直るケースも多いようなので、何とも言えないですが(汗)

      削除

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