2014年2月11日火曜日

意外とタイヘン? 壁紙設定のコツ


今回は小ネタです。小ネタだけど、知ってると結構便利。小ネタだけど、内容盛りだくさん。

意外と難しい、スマホの「壁紙設定のコツ」をお教えしちゃいます!


「壁紙設定の方法」なら、スマホを使っているほとんどの方が知っていることでしょう。でも・・・

好きな画像を壁紙にしたら、なんか粗っぽく見える! ・・・とか、
見たい部分が切れてしまう! ・・・とか、 そういうことってありますよね?

そういうちょっとした、でも結構大事なギモンを解消する方法を、この記事で取り上げるのですっ!

※対象は、Android4.3以前のスマホです。


方法だけ説明してもいいのですが、それだと面白くないので、理屈も踏まえて説明していきたいと思います。
理屈とかどうでもいいよーっていう方は、記事のところどころにある◎の文だけ読んでください。

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まずは画面についての基礎知識を説明します。

スマホやパソコン、これに限らず、画面には「解像度」という指標があります。これは、画面のタテとヨコにいくつのピクセル(発光単位)があるかを示すもの。画面内にピクセルがどれだけ詰まっているかを示すのが、画面の「解像度」です。

まぁ画面ってのはそういうものなんですが、同じく、画像にも解像度があります。(ただし画像の場合には「大きさ」と言われます。) 画像の解像度が大きいほど、精細ということになります。

つまり、
画像の解像度が画面の解像度よりも小さい場合に、画像が粗く見えます。


たとえばこんな感じ。
この写真を、L-05Dの壁紙にしてみます。


この画像のサイズは1072x800。L-05Dの画面サイズは480x800です。


こんな感じになります。

つづいて、先ほどの画像を536x400に圧縮して、壁紙に設定してみます。


ぜひ、画像をタップ(クリック)して、見比べてみてください。差は歴然です。


ちなみに、Googleの画像検索の場合、


矢印の位置に解像度が表示されています。ネットから画像を取ってくるときには、ここを参考にしてください。

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しかし! ここには落とし穴があります。
ここまで、「画面の解像度よりも大きな画像を壁紙にすればいい」かのように解説してきましたが、実はそれは間違いです。

どこが間違い? ・・・もうお気づきの方もいると思いますが、スマホの画面は縦長で、壁紙は横長です。


なぜ壁紙が横長かというと、それは「ホーム画面がスクロールするから」です。
例外はありますが、ホーム画面を横にスクロールすると、壁紙もズレますよね? あの機能のために、壁紙は横長になっています。

◎実際の壁紙の解像度(大きさ)は、タテのサイズはそのままで、ヨコのサイズは画面の解像度の2倍です。

L-05Dの場合、画面解像度は480x800で、壁紙の解像度は960x800です。
つまり、L-05Dでは、960x800よりも大きな画像を壁紙に設定すればいいのです。

◎他の機種でも、画面の解像度をネットで調べて、ヨコの数値を2倍すれば、壁紙のサイズはすぐに分かります。


さてさて、余談ですが、ホーム画面のスクロールについて。
かなり見にくいのですが、下の画像をご覧ください。


これは、ホーム画面のパネルが5枚の場合に、壁紙のどの部分が表示されるかを示したものです。赤枠①がいちばん左のパネル、黄枠②が左から2枚目のパネル・・・となります。

画面の比率がL-05Dと同じ方は、この画像をダウンロードして壁紙にしてみると実際に確かめられます。

よく見ると、1枚目は壁紙の左半分、5枚目は右半分であることが分かりますね。
これは、パネルの枚数が何枚でも同じ。1枚目が左半分、5枚目が右半分で、中間のパネルはその間を等間隔に移動しているんです。

これを理解して、さらに画像を編集することで、ホーム画面の好きなパネルに好きな画像を表示できるようになります。


さらに余談。壁紙には、通知バーで隠れる部分も含まれています。
L-05Dの通知バーの太さは40ピクセルです。ドコモの端末の場合は、ここで通知バーの太さが調べられます。(このサイトで、画面の解像度も調べられます。)


これらを参考に壁紙を編集すれば、より正確に表示される範囲を調整できます。

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以上! これだけ分かっていれば、思うままに壁紙を設定できることでしょう!


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