2013年9月14日土曜日

『Android デバイスマネージャー』でスマホ盗難対策!


以前このサイトでは、スマホの盗難・紛失対策として「Cerberus」というアプリを紹介しました。
Cerberusは、パソコンからスマホの位置を特定し、遠隔操作で写真を撮ったり内部データを消去したりできる有料アプリです。

しかし最近、そのCerberusの機能の一部が、Googleの公式サービスとして無料で利用できるようになりました。
そこで今回は、新しいGoogleサービス「Android デバイスマネージャー」を紹介します。


Android デバイスマネージャーでは、
・端末の位置特定
・端末の内部データ遠隔削除
が行えます(もちろん端末がインターネットに接続していることが条件です)。
機能はCerberusよりも劣りますが、無料で、設定をすれば誰でも利用できるのは嬉しいですよね。

このサービスを利用するにはスマホ側で事前に設定が必要です。この設定は、スマホを紛失してからすることはできないので、今すぐにでも設定しておくといいと思います。
ということで、Android デバイスマネージャーの実際の操作を解説する前に、スマホ側の事前設定を解説します。


スマホのアプリ一覧に、「Google設定」という灰色のアイコンのアプリがあると思うので、それを起動します。

画像ではアイコンが緑ですが、現在はグレーです。

まず、「位置情報」を開いて、「位置情報へのアクセス」にチェックが入っているかを確認してください。
これにチェックを入れておかないと、Googleが端末の位置を特定できません。

次に、Google設定の「Android Device Manager」を開きます。「リモートでこの端末を探す」にチェックを入れてください。
次に、「リモートでの出荷時設定のリセットを許可する」にもチェックを入れます。すると、次の画像のような画面になると思います。


Android デバイスマネージャーの「デバイス管理機能を有効に」する画面です。
「有効にする」をタップすると、Android デバイスマネージャーが端末の管理者になります。

(本来は、デバイス管理機能を有効にするときは慎重に操作するべきなのですが、今回はGoogle公式のサービスということでさらっと流します。)

これで、「リモートでの出荷時設定のリセットを許可する」にもチェックが入り、すべての機能が使えるようになりました。スマホ側での設定は完了です。


では、いよいよ実際にAndroid デバイスマネージャーを使ってみます。

パソコンを立ち上げ、https://www.google.com/android/devicemanager にアクセスします。スマホと同じGoogleアカウントでログインしてください。


少し時間がかかりますが、自分の端末の位置が表示されます。

「着信音を鳴らす」を押すと、遠隔操作でスマホから音が出ます。
また、「消去」を押すと、スマホの内部データを消去し、初期状態に戻すことができます。


Android デバイスマネージャーでできることはこれだけです。ただ、盗難・紛失した時にはかなり便利だと思います。

まぁ僕は、お金を出してCerberusを買ってしまったので、今後もそっちを使い続けますが・・・。
 

4 件のコメント:

  1. これは便利ですね!
    情報の提供ありがとうございます。

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    1. コメントどうもです!

      こんなサービス使う機会がない方がいいですけど・・・もしものために覚えて置いてください(笑)

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    2. 今日知りました。
      早速、入れてみます。

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    3. それはよかったです。
      もしもに備えてしっかり準備してください!

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