L-05D Optimus itレビュー

Optimus itのレビューです。
これから買おうかな？と迷っておられる方にぜひ。


まずは基本スペック。+Dmobileさんのデータをベースにちょこちょこ書き加えました。

OS 　　　　　　　　Android 4.0.4
CPU 　　　　　　　　MSM8960（1.5GHzデュアルコア）
サイズ（幅×高さ×厚さ） 約62×124×10.0ミリ
重さ 　　　　　　　　約132グラム
連続通話時間 　3G:約400分、GSM:約390分
連続待受時間 　3G:約330時間、LTE:260時間、GSM:260時間
バッテリー容量 　1650mAh　　　　　　　　　　　　　　　 (２個同梱、バッテリーチャージャー付属)
メインカメラ 　　　　有効約820万画素CMOS
インカメラ 　　　　有効約32万画素CMOS
メモリ 　　　　　　　　ROM：8GB、RAM：1GB
外部メモリ 　　　　microSDHC（最大32Gバイト）
ディスプレイ 約4インチ ワイドVGA（480×800ピクセル）IPS液晶
ボディカラー White、Black、Pink、Purple　　　　　　(WhiteとPurpleが人気みたい)

CPUやRAMは2012夏モデルとしては標準的なスペックだと思います。
今回のモデルはどれも高性能でびっくりですけど。


コイツの売りは、「コンパクトなのに全部入り」と「キャップレス防水」です。
防水の方は残念ながらまだ水に濡らしていないので何も書くことがないのですが･･･。

ワンセグ・赤外線・おサイフケータイといった「ガラケー機能」もひととおり網羅し、更に1.5GHzデュアルコアCPUにRAM１GBとそれなりのスペック、それに綺麗な液晶に防水と、ニーズのあるところをきっちり押さえてきたなという感じ。
そして、最新モデルの中ではコンパクトなサイズ(Galaxy Sとほぼ同じ)で、片手で使えるのも魅力のひとつ。
個人的には今まで使ってきたLYNX 3DやGalaxy Sとサイズが非常に似ているので、違和感なく手に馴染みます。
ただこのサイズにしては割とずっしり重かったりします。
数字でみるとLYNX 3Dより8g軽いですが、こっちの方が重く感じるなぁ。

あと解像度も変わらないのでプリインアプリの移植がしやすかったり･･･w


さて、とりあえずQuadrantでベンチマークだけ測ってみると、5275でした。高い！
梅田のスマホラウンジで測ったときもこのくらいだったなぁ。

詳細を見てるとRAMのところで稼いでるようです。
まあCPUではそんなに大きな差はつかないだろうし、例えばTegra3積んでるTF201もトータルのベンチは4000程度ですからね。
5275なら、ハイスペックを一番の売りにしてるGalaxyやArrowsともいい勝負なんじゃないかと思います。


スペック的には申し分ないとして、次に使い勝手のことを。

プリインアプリは結構多い、というか、docomo標準のものがかなり多いです。
電話や電話帳、音楽アプリなど、Optimusオリジナルではなくdocomoのものです。
ただし音楽は２つ入っていて、片方は4.0標準のアプリをベースにした独自バージョンのようでした。
他にも電卓やランチャー(Pallete UIじゃない方)も、4.0標準をちょっと弄ったようなもの。
独自性にはちょっと欠けるかもしれませんが、標準のものよりも使いやすくなっているのでその辺は高評価。

プリインは、不要なのが入ってると結構困らされるのですが、Android4.0からプリインを「無効にする」機能がついたのでランチャーで目障りになることはなくなりました。

あと設定画面の項目を弄られてるのは他機種と違いが出るので個人的には嫌なのですが、これしか使わない人には関係ないでしょう。白色基調のデザインも悪くないと思います。

通知バーのトグルボタンは、何をどこに配置するかある程度自由に選べます。
こういう気配りは嬉しい。


結構偏ったレビューになってしまいましたがこんなもんですかね。

そんなに人気があるわけではない機種ですが、高機能・高スペックがぎゅっとコンパクトにまとまっていてすごく魅力的だと思います。
初心者でも扱いやすいと思うので、はじめてのスマホにはもってこいかも。
一方スペック重視のヘビーユーザーも十分満足して使えるはず。
まあスレを見てみると、root化が確立されるには相当時間がかかる気がするんですが･･･。

僕自身すごく気に入りましたし、自信を持って(何の？)オススメできるスマホです。


あとXiですが、家までXi来てなくて夏休み中はしっかり使えそうにないので別の記事で書きます。


それと、なんかホームボタンとかのアイコンが剥げてこないか心配･･･。